子持ちで再婚を考えていると、再婚してうまくいく人とそうでない人の差ってどこにあるんだろう、と気になることってありますよね。
再婚して後悔したという話を聞くことは少なくないんですよね。
でもよく聞いてみると、相手が悪かったというより、進め方に共通したパターンがあることが多いんです。
感情で進めてしまった、生活の話をしていなかった、子どもとの関係を後回しにしていた。そういうことが積み重なって、気づいたときには取り返しにくい状態になっていたというケースです。
どんなパターンで後悔が生まれるのか、どうすれば防げるのかを考えてみました。すると、再婚がうまくいかない理由のほとんどは、進める順番と確認すべきことを外したことで起きていると見えてきました。
この記事では、後悔しやすい人の共通パターンと、それを防ぐための判断のコツを書いていきますね。
最初はうまくいっていたのに崩れる人の共通パターン

最初は楽しく会えていたのに、一緒に暮らし始めてからなんか違うと感じ始めたという話はよく聞くんですよね。
付き合っているうちは、週末だけ会って楽しい時間を過ごすだけでよくても一緒に暮らすと、平日の疲れた状態や家事の分担、子どもとの関わりやお金の使い方まで全部が見えてきます。
デートの相手と生活の相手は、同じ人でも全然違う顔を見ることになります。
違和感をまあいいかで流し続ける
崩れていく過程で共通しているのが、小さな違和感を流し続けることです。
子どもが相手に少し冷たい態度を取ったときは、まだ慣れていないだけ、相手が家事をほとんどしないときは、最初だから仕方ない、お金の使い方にモヤモヤが出たときは、細かいことを言いたくないと流す。
一つひとつは小さなことでも、これが3ヶ月、半年、1年と続くと気づいたときには、なんでこんなことになったんだろうという状態になっています。
違和感はその都度小さく話しておくほうが、後から崩れにくいんですよね。
楽しい時間だけで判断してしまう
交際中の楽しい時間を基準に、この人なら大丈夫と判断してしまうことも、後で崩れる原因になります。
楽しい時間は本物ですが、それは生活の一部分でしかありません。
一緒に暮らしたときに、疲れているとき・体調が悪いとき・子どもが言うことを聞かないとき・お金が足りないとき、そういう場面でどう動くかが生活の実態です。
交際中にそういう場面を見ていないまま進めると、住み始めてから思っていた人と違うと感じることになります。
感情で進めてしまう判断のズレ

再婚を急いでしまう気持ち、わかるんですよね。
ひとりで子育てしていると、誰かに頼りたいという気持ちは自然に出てくるし、子どもに早く安定した家庭を作ってあげたいという気持ちもある。
でもその気持ちが強くなりすぎると、判断がズレてしまうことがあります。
不安を埋めるために交際しているという状態になると、相手を見ているのではなく、相手がいるという状況に安心しているということが起きます。
この状態で進めると生活が始まってから、あれ、この人のことをちゃんと見ていなかったと気づくことがあります。
焦りで進めてしまうケース
もう年齢的に時間がないとか、子どもが小さいうちに安定させたい、この人を逃したら次がいないかもしれないという焦りが、判断を急がせることがあります。
焦りから進めた場合、確認すべきことを後回しにしがちです。
生活の話をする前に同居を決めてしまったり、子どもとの関係が作れていないまま入籍を急いだり、お金の話を後でなんとかなると先送りにする。
焦りは判断の精度を下げます。
気持ちの勢いと判断の精度は、別物として扱う必要があります。
好きは判断の材料の一つでしかない
相手を好きという気持ちは大事ですが、でもそれだけで再婚の判断をすると、生活の現実にぶつかったときに弱くなります。
好きという気持ちがあっても、生活習慣が合わなかったり、子どもとの関係が作れなかったり、お金の感覚がズレているという状況は普通に起きます。
好きという気持ちを土台にしながら、生活の現実を確認した上で進める。その順番が重要です。
確認不足で見落とされる生活のズレ

再婚して後悔した人の話を聞くと、生活のことをちゃんと話していなかった、というケースが多いんですよね。
付き合っているうちの会話が、出かける場所や食べるもの・楽しかったこと、などの表面的な話だけで終わっていて、生活の実態に踏み込んでいなかったというパターンです。
相手がどんな生活リズムで動いているか、家事をどれくらいやるか、お金をどう使うか、子どもに対してどう関わるかなどは聞かないとわからないことで、一緒に暮らし始めてから初めて見えてくることが多いんですよね。
なんとなくわかってるが一番危ない
交際が長くなると、この人のことはわかってるという感覚が出てきます。
でもそのわかってるは、実は楽しい場面しか見ていない状態のことが多いんですよね。
生活の話を具体的にしたことがあるかどうか、確認してみると、していなかったと気づくことがあります。
家事の分担をどうするのかだったり、子どもの教育についてどう考えているか、実家とどう関わるかという話を一度もせずに、なんとなくわかってるで進めると、住み始めてから全然わかってなかったになりやすいんです。
会話が浅いまま進めるリスク
デートの会話が楽しいことと、生活の話ができることは別のことです。
楽しい会話ができる相手が、生活の現実的な話もできるかどうかは確認してみないとわかりません。
生活の話をしようとしたときに相手が話を変えたり、曖昧にしてその場しのぎで終わらせようとする反応が続く場合は、生活の話ができない関係になっている可能性があります。
楽しく会えることと生活を共にできることは、別々に確認する必要があります。
再婚前に確認しておきたい生活の価値観については、子どもに会わせる前に整理しておくポイントも参考になります。
生活の現実を軽く見た時に起きる問題

住む場所や通勤時間、子どもの学校や面会の動線などの生活の現実を、後でなんとかなるだろうで進めてしまうと、住み始めてから毎日の生活に影響が出ます。
生活の現実を軽く見ると、住み始めてからこんなはずじゃなかったのにということが毎日発生します。
通勤が想定より大変だった、子どもの通学時間が増えて負担になった、面会の移動が子どもにとってきつかったなどは、住んでから気づいても簡単には変えられません。
だから住む前に確認しておく必要があります。
生活条件や住まいの判断については、再婚前に整理しておきたい条件と住まい選びも合わせて確認しておくと具体的に考えやすくなります。
子どもとの関係で崩れるケース

子持ち再婚で後悔するケースの中で、子どもとの関係が原因になることは少なくないんですよね。
相手が子どもと仲良くなろうとして逆に距離が開いてしまった、子どもが相手を拒否するようになった、子どもの態度が原因で関係が悪化した、こういうパターンです。
子どもが距離を取り始めるシーン
最初は相手に興味を持っていた子どもが、ある時期から急に距離を取り始めることがあります。
よくあるのは、相手がもっと仲良くなりたいと積極的に関わろうとした結果、子どもが圧迫感を感じて引いてしまうパターンです。
子どもは大人のように言語化できないので、なんか嫌という感覚で距離を取ります。
この段階でなぜ距離を取るのかを子どもに直接聞いても、答えが出てこないことがほとんどです。
子どもが距離を取り始めたサインを見逃さず、相手との関わり方のペースを落とすことが必要です。
無理に関係を詰めようとするとどうなるか
早く家族になりたいという気持ちから、相手が子どもとの関係を急ごうとすることがあります。
一緒に出かける回数を増やす、スキンシップを増やす、プレゼントを頻繁にする。
気持ちはわかりますが、子どもにとってはなんか急に距離を縮めてきたと感じることがあります。
関係を詰めようとするほど、子どもが引いていく事があります。
この状態が続くと、相手が自分は受け入れてもらえないと感じ始め、親である自分への不満になっていくことがあります。
子どもとの関係は時間をかけて自然に作るもので、急ぐほど難しくなります。
子どもとの関係の作り方については、再婚と子どもの向き合い方も整理しておくと安心です。
お金と生活でズレるパターン

再婚後にお金の問題で崩れるケースは多いんですよね。
ここでは日常の中でズレが起きやすい場面を書いていきますね。
片方に支払いが偏っていく
日常の買い物だったり外食や子どもの費用など、誰がどれを出すか決めていないと、なんとなく気を遣って出してしまう側と、出してもらうことが当然になっていく側に分かれていきます。
最初はいいよいいよで動いていても、それが毎回続くとなんで毎回自分が出してるんだろうという気持ちが出てきます。
この気持ちは相手への不満ではなく、ルールがないことへの不安から来ていることが多いんですよね。
決めていないからこうなっているということを、早めに話しておくことが大事です。
子ども関連の費用で温度差が出る
相手にとって、自分の子ではない子どもへの出費についての感覚は、話してみないとわかりません。
喜んで出してくれる人もいれば、内心しんどいと感じている人もいます。
どちらが正しいという話ではなく、温度差があるまま進めると後で問題が出やすいということです。
子ども関連の費用についての考え方を、住み始める前に一度話しておくことで、後からのズレを防げます。
お金の考え方や家計の整理については、再婚前に決めておきたいお金のルールも参考になります。
違和感を無視した結果どうなるか

小さな違和感は、最初は本当に小さいんですよね。
なんかちょっと気になるくらいのことです。
でもそれを、まあいいかで流すたびに、流せる量が増えていきます。
最初は家事のことでまあいいか。
次に子どものことでまあいいか。
次にお金のことでまあいいか。
こうして流し続けた結果、ある日もう限界という状態になります。
そのときの崩れ方は一気です。
積み重なった期間が長ければ長いほど、そこから立て直すことが難しくなります。
このくらいのことで言うのは大げさかなと思って飲み込んだことが、1年後にずっとこうだった、という話になるパターンはほんとうに多いんですよね。
大げさかどうかではなく、気になったその時点で小さく話しておくことが、長く続けるための一番地味で一番大事なことです。
違和感が積み重なると何が起きるか
違和感を流し続けた結果として起ることは、だいたい決まっています。
最初は相手への不満として出てきて、次にこの再婚は間違いだったかもしれないという気持ちになります。
そして、子どもへの影響を考えると今更やり直せないという状態になります。
ここまで来てから話し合おうとしても、積み重なった期間が長いと、話し合いではなく責め合いになりやすいんですよね。
違和感は小さいうちに、小さい話として出しておくことが必要です。
後悔しないために最初にやるべきこと

後悔しないために必要なことは特別なことではなくて、順番を守ることと、確認すべきことを確認することです。
やるべきことの順番はこうです。
- まず相手を生活ベースで見極める(交際中の楽しい時間だけで判断しない)
- 生活の具体的な話をする(家事・お金・子どもへの関わり)
- 住まいと生活の条件を整理する(エリア・動線・通勤)
- 住み始める前に最低限のルールを決める(役割・支払い・子どもへの関わり方)
この四つを順番にやっておくだけで、住み始めてからこんなはずじゃなかったが出る確率はずいぶん下がります。
順番を守ることって、面倒に思えるんですよね。
でも順番を飛ばして進めたときのしんどさのほうが、ずっと大きいんです。
一つひとつ確認しながら進めることは、急がないことではなく、確実に進むことです。
完璧にやろうとしなくていい
全部を完璧に確認してから進もうとすると、いつまでも動けなくなるので、完璧にやる必要はありません。
最低限確認すべきことを確認して、あとは動きながら調整する。それで十分です。
大事なのは確認したという事実と、話せる関係を持って進むこと。
全部が揃っていなくても、ズレたときに話せる関係があれば、後から修正できます。
まとめ
子持ち再婚で後悔するパターンと、失敗を防ぐ判断のコツについてまとめてみました。
再婚がうまくいかない理由のほとんどは、感情だけで進めてしまったか、確認すべきことを確認しなかったか、順番を飛ばして急いだか、このどれかです。
最初は順調に見えても、生活が始まってから崩れるケースは、たいてい進める段階で何かを飛ばしています。
後悔しないためにやることは難しくありません。
相手を生活ベースで見る、生活の話をする、住まいの条件を整理する、最低限のルールを決める。
この順番で進めることです。
感情は大事ですが、感情だけでは生活は回りません。
順番と確認、この二つが再婚を続けるための土台になります。
後悔を防ぐためには、まず相手の見極めから整理しておくことが重要です。


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