再婚活はいつから始める?離婚後に知っておきたい3つの節目

再婚婚活

離婚してからどれくらい経てば婚活を始めてもいいんだろうか、そんなふうにカレンダーをめくりながら考えているシンママは少なくないですよね。

子どもを送り出した後の誰もいない部屋で、ふと携帯を手に取って婚活アプリのアイコンを見つめ、指を伸ばしかけて、でもまだ早いかなとそっと閉じてしまう、そんな夜を何度も繰り返している方もいるかもしれません。

そろそろかなと思う日もあれば、まだ早いかもと不安になる日もあって、期間の長さだけを頼りに、自分の背中を押そうとしている。

半年経ったから、一年経ったから、二年経ったからと数字を数えることに、少し疲れてしまっている。

この記事では、離婚から何年経ったかという期間ではなく、法的手続き、子どもの生活、経済基盤という三つの区切りから、婚活を始めるタイミングを考えていきます。

焦って期間だけを数えるのではなく、今の暮らしを一つずつ見つめながら、自分にとってのタイミングを探していきましょう。

婚活を期間で判断しようとするとなぜ迷い続けるのか

半年経ったら、一年経ったら、二年経ったら。 そうやって数字を目安に自分の背中を押そうとしても、なかなかすっきりともう大丈夫とは思えない、という経験をした方は多いのではないでしょうか。

それは、期間という物差し自体にそもそも無理があるからかもしれません。

〇年待てば安心は人によって変わる

婚活の情報を調べると、離婚後どれくらい経ってから動き出すべきか、という目安がたくさん出てきます。

半年、一年、二年、サイトによって書かれている数字はまちまちで、どれを信じればいいのか、かえって迷ってしまうこともありますよね。

こうした目安が人によって当てはまったり当てはまらなかったりするのは、離婚後の生活が、一人ひとりまったく違うからです。

子どもの年齢、経済状況、元配偶者との関係、実家のサポートの有無など、条件がこれだけ違えば、同じ一年という時間でもその中身はまったく別のもの。

子どもがまだ小さく生活リズムが安定していない一年と、すでに新しい生活に馴染んでいる一年とでは、同じ長さでも意味が違ってきますよね。

だからこそ〇年待てば安心という目安は、あくまで一つの参考として受け取るくらいがちょうどいいのかもしれません。

インターネットで検索すると様々な意見が出てきて、最低でも一年は空けるべきという声もあれば、気持ちが整えばいつでもいいという声もあり、どちらの意見も誰かにとっては正しい経験談なのだと思います。

ただ、それがそのまま自分にも当てはまるとは限らないというだけの話。

情報を集めること自体は悪いことではありませんが、数字を集めれば集めるほど、かえって自分の状況が見えにくくなってしまうこともあります。

時間が不安を解決してくれるとは限らない

たとえば、こんな二人を例に考えてみます。

一人は、離婚してからまだ半年だというのに婚活を始めることにした人、もう一人は離婚から二年が経ってからようやく重い腰を上げた人。

期間だけを見れば、二年待った方がちゃんと準備できていそうに思えるかもしれませんが、実際はその逆になることがあります。

半年で動き出した人は、離婚した直後に養育費や面会交流のことを元夫と話し合い、子どもの転校先にも早くから慣れさせ、パート先も決まって家計が落ち着いていて、だからこそ婚活を穏やかな気持ちで進められた。

一方、二年待った人は養育費の話が曖昧なまま残っていて、子どもも転校してからまだ日が浅く、家計にも波がある状態で、もう二年も経ったんだからという焦りだけが先に立ち、生活そのものは離婚直後とあまり変わっていなかったというケースです。

アプリを開いても、プロフィールを書く手が止まってしまう、そんな日が続いていた。

この二人を分けていたのは、経った時間の長さではありません。

婚活を始める前にどれだけ暮らしが整っていたか、その一点でした。

つまり、時間はただ過ぎるだけでは、不安を自動的に解決してくれるわけではない、むしろ大切なのは、時間の使い方その中身の方なんですよね。

同じ二年という時間でも、養育費の取り決めを進め、家計簿をつけ、子どもの様子を見守りながら過ごした二年と、ただカレンダーをめくって待つだけの二年とでは、迎える結果がまったく違ってくるんです。

婚活を始める前に確認したい3つの節目

では、時間の長さではなく何を基準にすればいいのでしょうか。

ここでは、婚活を始める前に整えておきたい3つの区切りを紹介します。

どれも特別なことではなく、日々の暮らしの中で少しずつ確認できることばかりで、一つひとつは地味な作業に見えるかもしれませんが、積み重ねていくことで、自分でも気づかないうちに、婚活へ向かう心の準備が整っていきます。

離婚の手続きや気持ちに一区切りついているか

まず確認しておきたいのが、離婚に関する法的な手続きが済んでいるかどうか。

離婚届の提出はもちろん、養育費の金額や支払い方法、面会交流の頻度についての取り決めが、曖昧なまま残っていないかを見直しておく必要があります。

離婚が成立した直後は、生活を立て直すことで精一杯で、こうした取り決めを後回しにしてしまう方も少なくないですよね。

これらが未整理のままだと、新しい関係が具体的になってきた時に、元夫との間で改めて話し合いが必要になることがあります。

養育費の話し合いが済んでいない、面会交流のルールが決まっていないといった状態は、後から相手との関係にも影響してくるため、早い段階で一つずつ整えておくことが安心につながります。

具体的には、養育費を公正証書として残しておくと、後々支払いが滞った場合にも対応しやすくなり、面会交流についても、頻度や場所をあらかじめ大まかに決めておくだけで、突発的な連絡に振り回されることが減ります。

市区町村の相談窓口では、こうした取り決めについて無料で相談できる場合も多いので、一人で抱え込まずに利用してみるのも一つの方法。

こうした手続きを後回しにしたまま新しい関係が進んでいくと、結婚の話が具体的になってきた段階になって、元夫との条件面の話し合いを一からやり直すことになるケースも見られます。

それは、せっかく築き始めた新しい相手との信頼関係にも、余計な負担をかけてしまうことになりかねません。

反対に、こうした手続きが早い段階で整理されていると、新しい相手にも落ち着いた印象を与えやすくなります。

面倒に感じる作業ではありますが、一つ書類を整えるたびに、心の中の気がかりが一つ減っていくと感じる方も多いです。

子どもの生活に大きな変化はないか

次に見ておきたいのが、子どもの生活リズムです。

転居や転校、生活パターンの変化があった場合、それに子どもが慣れているかどうかは重要な目安になります。

子どもがまだ新しい環境に戸惑っている段階で親が婚活に気持ちを向けると、子どもはどうしても変化についていけず、不安を感じやすくなります。

反対に、子どもの生活が落ち着いていれば、親が新しい一歩を踏み出しても、子どもへの負担は比較的小さく済みます。

学校の準備を自分で整えられるようになった、友達の名前を楽しそうに話すようになった、そうした小さな変化の一つひとつが、子どもの生活が落ち着いてきたサイン。

逆に、些細なことで涙ぐんだり、いつもより甘えん坊になったりする様子が続いているなら、まだ変化の途中にいるのかもしれません。

もちろん、完璧に落ち着くのを待つ必要はありませんが、子どもが今どのフェーズにいるのかを親自身が把握しておくことは、婚活を始めるタイミングを考える上で欠かせない視点です。

必要であれば、しばらく婚活をお休みして、子どもとの時間を優先する期間を作ることも、決して遠回りではありません。

たとえば、休日に子どもと一緒に過ごす時間を意識的に増やしたり、子どもの話にじっくり耳を傾けたりするだけでも、子どもの様子は少しずつ変わっていくことも。

帰宅後の口数が増えた、学校での出来事を自分から話すようになったといった変化に気づけた時が、婚活に気持ちを向け始める一つの目安になるかもしれません。

子どもの生活が不安定なまま親が婚活に気持ちを向けてしまうと、子どもは自分が置き去りにされたように感じてしまうこともあるため、焦らず様子を見ていく姿勢が大切です。

生活に必要なお金の見通しは立っているか

最後に、自分自身の経済状況です。

一人での生活費や収支が安定しているかどうかを確認しておきましょう。

養育費や勤め先の収入だけでやりくりできているのか、それとも毎月綱渡りのような状態が続いているのか、まずは自分の現状を数字で把握することから始まります。

経済的な不安を抱えたまま婚活を始めると、相手選びの基準が生活の安定を求めることに偏りやすくなります。

先に自分の経済基盤を整えておくことで、条件ではなく人柄で相手を見る余裕が生まれます。

家計を整えるといっても、大きな貯金を作る必要はありません。

まずは家計簿アプリなどで、毎日のレシートを記録してみるところから始めてみてください。

数か月続けるうちに、固定費の中に見直せる部分が見つかることも少なくないので、毎月の収支が見通せるようになるだけで、心の中の漠然とした不安が、少しずつ和らいでいくものです。

デートの最中も、頭のどこかで今月の支払いのことを考えてしまう、ということもあるかもしれないので、先に自分の経済基盤を整えておけば、そうした心配から少し距離を置いて、相手そのものと向き合いやすくなります。

月に一万円でも見直せる余裕が見つかると、漠然とした不安がなんとかなりそうだという感覚に変わっていくことがあります。

区切りがついたかどうかを自分で確認する方法

3つの区切りを紹介しましたが、実際に自分がどの段階にいるのか、迷うこともありますよね。

ここでは、それを確認するための方法を紹介します。

数字で測れないものを、どう自分なりに確かめていけばいいのか、具体的に見ていきましょう。

セルフチェックリストで振り返る

一日の終わりに、今日一日を、そっと振り返ってみてください。

養育費や親権に関する取り決めは済んでいるか。
子どもは今の生活リズムに慣れているか。
毎月の収支は安定しているか。
心に、新しいことを考える余裕があるか。

こうした一つひとつは、数字のようにはっきり答えが出るものではありません。

けれど、こういった日々の場面でなんとか大丈夫そうだなと感じられる日が増えてきたなら、それは暮らしの土台が整いつつあるサインだと考えていいでしょう。

週に一度、寝る前のほんの数分だけでも、同じように振り返ってみる習慣をつけると、自分の状態の変化に気づきやすくなります。

半年前には答えられなかった問いに、今は迷わず答えられる、そんな小さな積み重ねが、婚活を始める確かな手がかりになっていきます。

チェックの項目が半分ほど埋まっていれば、もう十分に動き出せる段階にいると考えていいでしょうし、逆に、ほとんど埋まらないという場合は、まだ整える時間が必要なサインかもしれません。

どちらにしても、このチェックは一度きりのものではなく、状態が変わるたびに何度でも見直していいものです。

今日はまだ答えられなかった項目が、来月には自然と埋まっていることも、決して珍しくありません。

完璧を待たなくていい

区切りは、完璧である必要はありません。

すべてが整うのを待っていたら、いつまでも動き出せなくなってしまいます。

多くのシンママの声を見ていると、多少の不安を抱えたまま一歩を踏み出した人ほど、動きながら状態を整えていく傾向があるようです。

不安が完全になくなる日を待ち続けるより、不安を抱えたまま小さく動き出す方が、結果として前に進みやすいのかもしれません。

三つ全部が揃うのを待つのではなく、まず一つだけ、今の自分に足りていないところに手をつけてみる。

養育費の取り決めが曖昧なら、まずはそこだけ進めてみる。
子どもの生活が心配なら、しばらくは婚活よりも子どもとの時間を優先してみる。
家計に波があるなら、まずは一か月分の収支を書き出してみる。

一つが整えば、次の一つに取りかかる。

その繰り返しが、結果として婚活を始める一番確かな準備になっていきます。

迷った時は、完璧な区切りを待つのではなく、今の自分が少しずつでも前を向けているかどうかを基準にしてみてください。

区切りは、誰かが決めてくれるものではなく、日々の暮らしの中で、少しずつ見えてくるものです。

そして、3つの区切りは、必ずしも同じスピードで整うとは限りません。

法的な手続きは早く片付いても、子どもの生活が落ち着くまでには、もう少し時間がかかることもあります。

経済基盤はすぐには整わなくても、心の余裕が先に生まれてくることもあるでしょう。

それぞれのペースがあって当然なので、他の誰かと比べて焦る必要はありません。

自分の暮らしの中で、少しずつ整ってきた実感を積み重ねていくことが、何よりの目安になっていきます。

まとめ

今今回は、再婚活をいつから始めるべきかについてまとめました。

大切なのは、離婚後の期間の長さではなく、法的手続き、子どもの生活、経済基盤という3つの区切りが整っているかどうかです。

半年、一年、二年という数字は、あくまで一つの目安にすぎず、あなた自身の状況にそのまま当てはまるとは限りません。

完璧に整うのを待つ必要はなく、セルフチェックを通じて今の状態を確認しながら、足りていない一点から一つずつ手をつけていくだけで十分です。

三つの区切りは同じペースで整うとは限らないので、他の誰かの歩みと比べて焦る必要もありません。

今日の自分に大丈夫そうだなと思える瞬間が少しずつ増えてきたら、それがあなたにとっての始めどきです。

数字を数えるのをやめて、自分のペースで一歩を踏み出していきましょう。

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